雑学ノート

学年末試験の採点を終えて 通算第81号/2012-03-01

  • 毎週火曜日に出講している関西大学で「会計と法」の学年末試験を実施し、採点のうえ2月初旬に成績評価を提出しました。
    そこで、今回は、答案の中から一部をピックアップして紹介してみたいと思います。
  • ちなみに、問題は最終の第8問目で、次のとおりです。
    「半年に亘り『簿記・会計』の基本原理を紹介しましたが、印象に残った点、
    さらに講師に対してアピールする点があれば書きなさい。」
「印象に残った点としては、黒字の会社でも倒産し、反対に赤字の会社でも倒産しないと聴いて衝撃を受けた。」(Y.I君)
「私は日商簿記2・3級を持っているので、仕訳や記帳については良く理解しているつもりでしたが、一つ一つの用語に込められた
意味についてであるとか、算定された数字から何が分かるのかについて理解していなかったことが分かりました。」(Y.S君)
「私は2回生の時から簿記を勉強していましたが、それは資格を取るための勉強であり学問を深く勉強するものではありません
でした。この授業を受けて知らなかったことを発見できました。」(Y.Oさん)
「就職活動もあり、授業に参加できない日もあったが、簿記・会計について学ぶことで数値から企業の経営状態を読み取ることが
でき、非常にためになりました。」(K.O君)
「講義に出席点目的で来る人達の出入りで集中できまなかったことが悔しく思います。
授業に集中するためにも、講義開始から10分を過ぎると施錠する、加えて出席確認を講義終了直前にする等の対処をお願い
したいと思います。」(H.O君)
「私は貸借対照表の左側に資金の運用、右側に資金の調達が書かれていると言う点が一番印象に残った。また、自己資本は
返さなくてもよいと聞いて驚いた。」 (M.Kさん)
「会社経営で大切なのは利益を出すことではなく、資金を絶やさないようにすることなど私が考えていた会計の常識がまるで違って
いたのが印象に残った。」(N.Kさん)
「就活で会社から提示された決算書に関心を持てたのは、この講義のお陰だと思う。
 会社選びのポイントが増えたように思った。」(G.S君)
「貴講義では、消費税課税の仕組みや簿記一巡の手続など、iPadを使用した説明がとても分かり易く、
 実務的な内容を学べることができて、満足しています。」 (M.Sさん)
「毎回おもしろいわかりやすい授業でした。何回か休んでしまったため、その回を聴けなかったのは残念です。
最初は何となく取った授業でしたが、聴く度に知識が増えていくようでした。」(J.N君)
「電車の中で、このテキストを予習していたとき、見知らぬおじさんから『会計学とは役に立つ勉強をしているね。』と
 言われたことがありました。」(S.Yさん)  

・記述内容や用語は原文を忠実に引用しましたが、紙幅の都合で前後は割愛しました。今後の授業でも参考にしたいと思っています。

       

所長 堀 裕彦 中小企業庁“ちいさな企業

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